「電源抜いちまうかもう」

だって戻れない。嗚呼。帰れない。嗚呼。時限式カラミティ。

フェス松さん'16参加してきました。

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円盤第一松の優先券で見事に当選し
『フェス松さん'16』昼の部に参加してまいりました。
まさかのアリーナAブロックだった。当日に発券して、入場してから驚いたよw

まずはフェス前に私が感じていたこと。

そして、終わって感じたこと。*1

なんかやっと
「これで一区切りですよ」
「この先は僕らもあずかり知らぬところです」
って言ってもらえた気がして
ああ、終わったんだな。
おそ松さんというひとつの作品の大きなお祭りは、終わったんだな、と。
やっと安らかに眠れる気持ちです。
(自給自足精神で松ゾンビは続けますもちろん)

最終回で発表がなくてもフェス松が控えてたから
なんか「終わったとみせかけて……」「きっと続きが……」って
フワフワしてたんだよね。
やっと『お・わ・り』だ。
そんなこと言いつつ、夏の大型展示で続編発表は当然あると思ってるけどw
第8松が出るのも夏ごろだもんね。きっとそうでしょw

今回のフェス松は、個人的な印象で言うと
“作品世界の登場人物たち”ではなく“作品に関わった人たち”の
お祭りであり大打ち上げだった印象。
どっちがいいとかじゃないけど、でも、いつかどこかで
神谷さんではなく、チョロちゃんの名前を、
たくさんたくさん叫べる機会があったらいいなぁ。

今日のステージにいたのは、6つ子の中の人たちだった。6つ子はいなかった。
当たり前なんだけど、だからこそ逆説的に、ああ、あの子たちは
虚構であり創作物でありフィクションなんだなと
痛いほど思い知らされた気もする。
動いて喋る新規絵に飢えてるだけかな?笑


以下、自分用の雑感備忘録。
レポというには行ってない人向けじゃないかも。
ちなみに夜の部もライビュで見ました。
昼と夜とゴッチャになってるかも、すんません。。。

私の感想総括ひとこと

四銀校歌の2番で泣いた。

全体の流れ

  1. OPムービー「タイトルコール」
  2. キャストの振り返りトーク
  3. MC鷲崎氏による諸々の宣伝
  4. 書き下ろし朗読劇 シャッフルこぼれ話集
  5. デリコンin幕張(キャストによる即興劇)
  6. 昼のみ写真撮影
  7. 校歌斉唱→銀テープぱぁん

※描き下ろしの映像はなく、朗読劇なども既存絵の切り貼り

OP~トーク感想

  • OPムービーが初っ端からチョロちゃんで私のハートと喉がヤヴァい
  • 「チンコとれた?」「取れねぇよ!取れたとしてもお前に相談しないで病院行くよ!」
  • ↑おんせん松スタンプラリーのネタ思い出してワロタ
  • 兄vs弟よいなぁ。兄代表は長男、弟代表は末弟なのがよいよね
  • トドちゃんがチョロちゃんに言った「童貞につとまるの?」には、お前もだろ!と思わずツッコミ入れたw
  • 十四松がおそ松に言い放った「一番人気、あれね多分ぼく!」最高
  • キャスト登場、長男から旗(のぼり)、ガトリング銃、ティッシュマン、ダイナマイト、野球マン、可愛い日傘
  • OP紹介ムービーのチョイスがまたよい。十四松のおめめキラキラサンタ回とか。ダヨーンやチビ太のぴっぴムービーへの繋げ方もよかった
  • ティッシュマンのティッシュが舞台に散らばる!
  • 「(ティッシュ)使う?」
  • 鈴村氏「今日はシェーが安定しない日」
  • コールアンドレスポンス、昼はトト子で夜はダヨーン
  • ダヨーン飛田氏のブレスの長さがハンパない
  • トークに使うボードはアナログ
  • 「テクノロジー車輪にしか使われてない!」
  • 指し棒で片乳首を隠すな!w
  • 指し棒で視力検査ボケをする飛田さんw
  • 夜の部でも乳首や股間を指し棒で遊ぶ中村さんに「ティッシュ使う?」
  • そして入野さんの「早い!」コメントw
  • ハタ坊役の斎藤桃子さんの無敵っぷり
  • 斎藤さん可愛すぎて喋るたびに会場から歓声が上がる
  • 昼はお気に入りの話、夜は一番ひどかった話
  • 「実松さんチャンネル間違えたと思った人ー!」
  • 小野さん、というか実松さんの中の人w は不満げ
  • 福山さん「でも想像したら笑えるよ、リモコンをこう、ポロッて」
  • 実松さんのエンドカードを再現する福山氏と小野氏
  • 「誰も選ばないから自分で選びますが」とイヤミの逆襲選んだ鈴村氏
  • 上田さんいわく、イヤミの逆襲回は「一番の大御所(古川氏)に一番仕事させてしまった」
  • 斎藤桃子氏による、原子分解される「ジョ~」の実演
  • 國立さんはスクール松が好き
  • 「奢られる前提で飲みに誘ったことある人ー!」
  • サバコラシャケコラホンマグロァ!
  • メインが上手側で喋ってる時にコチョコチョ会話してる中村さん神谷さん福山さんキュート
  • 別現場でも斎藤桃子さんに「金づる坊」と声をかけた小野さんと、元ネタに気付かずキョトンとしちゃった斎藤さん
  • ダヨーン娘ができて嬉しかった遠藤綾さん
  • 神谷さん「あっゴメン全然聞いてなかった」
  • 神谷さんいわく「ダヨーン一族はエスニャンや十四松の恋と同じような“うっかりいい話”」
  • 十四子のビューラー描写で男子視点の女子の見え方を知った國立さん
  • 「今日パンツB面の人ー!」
  • 上田さん「一番最初にしっかり出た回が(ry」その話はダメ!w
  • 昼の部でも夜の部でも12話を推す中村さん
  • みんなが酷い回を聞かれ、こぞって選ぶ最終回
  • 「最終回台本書き直しにならなかったのすごいよね」
  • 音響監督から「手紙15秒で燃えます」と言われスッと受け入れる面々
  • 神谷さん「若手だったら揉めてた」
  • 猫はCV入野自由
  • 一松がサングラス割らせた猫も入野自由
  • 3匹いるときは3回まわしで録音。役をまっとうするプロの意地(?)
  • クリスマスカップルは上田さんと斎藤さん
  • 遠藤綾さん、話を振られて咄嗟に指し棒で返答
  • シェーに再挑戦するも、やはり安定しない鈴村氏と國立氏
  • 鈴村氏國立氏「6つ子が出ないと盛り上がらない」「イヤミチビ太は仕事もしてるのに!」
  • 鈴村さんのことを「このルックスからあの音色が出るとは!」と言い、音色という表現にツッコミ入れられる國立さん(声色と言いたかったの?)(すき!)
  • 國立さん「私はルックスと声そのまんまじゃないですか?」「髪は違いますハゲじゃないです笑」
  • 遠藤綾さん「トト子は嘘をつかない」「こんなにやりやすいキャラはない」
  • 「庶民ってどうしてあんなにブサイクなんだろう」とかにも共感?w

書き下ろし朗読劇感想

  1. 『お好み焼き』おそ松・チョロ松
  2. 『飲み会』デカパン博士・トト子・トド松・一松
  3. 『脱走』カラ松・十四松
  4. 『面接パート2』チョロ松・ハタ坊
  5. 『なぞなぞ』一松・トド松
  6. 『デリバリーコント』カラ松
  7. 『ダヨ~~~ン』ダヨーン・一松・十四松
  8. 『イヤミ・チビ太のオレオレ詐欺』イヤミ・ちび太・おそ松・全員
  • 導入のお好み焼きは本当に「うおお松が帰ってきた!」という感じ
  • 酔い潰れたトト子ちゃんあしらうトドちゃん最高
  • 便利な脱糞(ひどい)
  • 筋肉松の『脱走』は、『十四松とパチンコ』を踏襲した天丼でありながら「馬鹿だから」「ここから逃げ出したい」→脱走(庇護を失って外界に出た)によって蜂の巣、と深読み妄想厨にもおいしい仕様。ケラケラ笑えるだけじゃない松の世界観が一番よく出てて嬉しかった。そもそもどこからの脱走だったんだい?何の罪を犯したんだい?
  • チョロリンというより神谷さんかわいい
  • 110松のなぞなぞは、戸惑っている間の一松の心の声を想像するとニヤける
  • 「十四松みたいに?」「あれはダメ」
  • 上は洪水下は大火事→「拷問」
  • 「おふろ」「あぁ風俗的な?」←なんとなくラのバニボの噛み合わなさを思い出したw
  • カラ松ついにデリコン!!!!
  • でも「本当はクールな浦島太郎」て何w
  • 出目がカラ松・カラ松・カラ松になる演出ワロタ
  • 数字松in釣り堀!!!!一松がついに釣り堀に!!!!!!
  • ダヨーンネタは朗読劇にもかかわらず飛田さん福山さん小野さんの舞台的表現力を前提に書かれてたねw
  • 『イヤミ・チビ太のオレオレ詐欺』ってタイトルだけでもう最高
  • 夜の回、國立さんのミスを拾って昇華する鈴村さん
  • 一番「声が変わったキャラ」を演じるのが上手かったのは神谷さん。声音はチョロ松、口調はチビ太。さすがです
  • 斎藤桃子さんのカラ松のタメ具合
数字松好きとしての感想
  • 数字ちゃんが釣り堀行ってくれて嬉しかったし、彼らの日常が続いているの最高だった。甘々な二次創作じゃない公式の距離感懐かしいw 一松は十四松が怖いけど、でも必要だし安心する。
  • 「明るく」とトド松に言われて十四松の名前出す一松最高

即興劇:デリバリーコントin幕張

ペア・条件・場面・最後の台詞をくじ引きで決める即興劇。

  • 入場時の世界の終りのような表情のキャストたちw
  • 中村さんと小野さんがわたわたするのを本当に楽しそうに見る福山さん
  • 小野さんの椅子の座り方(背を逆にして乗っかる座り方)
  • 中村さん小野さんでやったのに何故か福山さん小野さんでハイタッチ
  • 「うまく中村を使ったな!」
  • 神谷さんを立てるフリしてryな入野さんの末弟様感最高
  • 声帯落とした神谷さん
  • 逃走を何度も試みる神谷さん
  • 中の人でやるのか外の人でやるのかだけハッキリして欲しかった
  • 水陸結婚おめでとう(ありがとう)
  • 今日知ったこと:普通の男性は「男性同士で結婚」と言われたら片方を女にする
  • ↑今まで二次で数字ちゃんの結婚祝いすぎてて忘れてた
  • 発想がかち合う中村さん神谷さん
  • テンパり神谷さんマジチョロ松
  • なんで小道具カブだったの……笑
  • 「(カップ)持って帰ってどうすんの!?ホントにいる!?それイベントでもらったって言っても信じてもらえないよ!?」
  • 櫻井さん、斎藤桃子さんにセクハラ?w
  • 飛田さん入野さん、さすがの舞台人
  • 福山さん小野さんのテンションMAXは掃除をサボる小学生男子
  • そこですかさず女子に回ってツッコミ入れる入野さんw
  • 福山さん小野さん、クジ引くときから何から何までイチャイチャしやがってw
  • 兄松と弟松のテンションの違いが楽しい
  • というか福山さんホントかわいい何なのあの男子
即興劇について好きに適当に語るよ

即興劇の基本ルールには「イエス・アンド」と言って
相手の出してきたものを否定しない、というものがあります。*2
「兄さん」「お前の兄じゃねぇ」というのはルール違反なんですね。
逆に言うと、それを使って相手や自分を設定できる。
いかに直接言わずに見せるかが腕の見せ所で、
咳払いをすることで火山の噴煙を想起させた飛田さん、
お父さんと呼びかけることで関係性を規定し、冒頭の咳払いを噴煙としてだけでなく
病気に結びつけた入野さんは、かなり凄腕のパフォーマーだなと思いました。
途中の展開は強引だったけど(笑)セオリーをしっかり踏まえている。

逆に、昼の部の國立さんが全部口で説明しちゃったのはいわゆる悪手で
それによって福山さんは全部その設定を拾って組み立てる負荷が出てしまったので
なかなか大変そうだなと思いました。
が、國立さんまっすぐすぎて本当に好感しかない。
めちゃめちゃ好きになってしまった。
いかに早い段階で相手の役割を規定するか、というところで
水陸の中の人が初っ端から
お互いを「○○子」と呼ぶことで規定しようとしたの、さすがです。

勝手な印象ではありますが、役者としての見せ方-テクニックが上手い人と
“その人”がやることに価値を持たせるのが上手い人*3
ハッキリわかれてて、すごいなぁと思いました。

飛田さんの「自分が出るこのショーでお客様からいただく時間とお金はしっかり担保する」という役者としての心構えが垣間見えたような気がして、
ああ、本当に生で観れてよかったな、と思いました。格好いい役者さんだった。

(念のため言っておきますと、私は櫻井さんに対しては過去にしたM谷作品剽窃の件があるので、彼への職業人としての評価はちょっと色眼鏡かけて見てるとこあります)
(その一件と、その人の作品・演技がいいのはまた別の話)

小野さんに対して思ったこと

十四松の中の人、本当に不思議な人だ……。
演じているのかいないのかわからない。けど「素」でもなさそうなのはわかる。
捕らえどころのない……本当に十四松みたいだった。
私たちが見たい「十四松の中の人」を提供してくれているのではないかと思うほど。
小野大輔”ではなく“十四松の中の人”を演じていたというか。
(ちなみに私は中の人がメインのラジオやインタビューはほぼノータッチです)
(松特集の中のインタビュとかだけ読んでドラ松のトークは聞いたかな、ぐらい)

その他雑感とED

  • 昼の部ラストの写真撮影で入れてもらえず拗ね続けるMCの鷲崎氏
  • キャラの名前の方を叫んでいいのかわからなかったから叫びそびれたシーン多数
  • 持ってってよかったサイリウム(キンブレ欲しくなった)
  • 中村氏の人気の理由、生で見て納得
  • 中村さん福山さんは写真うつり悪いの?ってくらい生だと印象違った
  • 入野さんファンの歓声すごい
  • EDのみんなで歌いましょうで、言い方から予測はしたけどそれでも校歌斉唱はワロタw
  • 夜の回だけ起立ズルい!私も立ちたかった!!
  • パイスラ乳袋
  • まさか響きがエロいからってだけで幕張が会場になったの!?
  • パイスラ乳袋
  • いつか第二期 やりたいな

*1:ツイッタでつぶやいたことを整理するだけです

*2:あくまでひとつの流派というか考え方で行われる場所や見せ方によって色々あるので、ひとつの考え方として捉えていただければ

*3:=タレントとしての見せ方が上手い人