「電源抜いちまうかもう」

だって戻れない。嗚呼。帰れない。嗚呼。時限式カラミティ。

フェス松さん'16参加してきました。

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円盤第一松の優先券で見事に当選し
『フェス松さん'16』昼の部に参加してまいりました。
まさかのアリーナAブロックだった。当日に発券して、入場してから驚いたよw

まずはフェス前に私が感じていたこと。

そして、終わって感じたこと。*1

なんかやっと
「これで一区切りですよ」
「この先は僕らもあずかり知らぬところです」
って言ってもらえた気がして
ああ、終わったんだな。
おそ松さんというひとつの作品の大きなお祭りは、終わったんだな、と。
やっと安らかに眠れる気持ちです。
(自給自足精神で松ゾンビは続けますもちろん)

最終回で発表がなくてもフェス松が控えてたから
なんか「終わったとみせかけて……」「きっと続きが……」って
フワフワしてたんだよね。
やっと『お・わ・り』だ。
そんなこと言いつつ、夏の大型展示で続編発表は当然あると思ってるけどw
第8松が出るのも夏ごろだもんね。きっとそうでしょw

今回のフェス松は、個人的な印象で言うと
“作品世界の登場人物たち”ではなく“作品に関わった人たち”の
お祭りであり大打ち上げだった印象。
どっちがいいとかじゃないけど、でも、いつかどこかで
神谷さんではなく、チョロちゃんの名前を、
たくさんたくさん叫べる機会があったらいいなぁ。

今日のステージにいたのは、6つ子の中の人たちだった。6つ子はいなかった。
当たり前なんだけど、だからこそ逆説的に、ああ、あの子たちは
虚構であり創作物でありフィクションなんだなと
痛いほど思い知らされた気もする。
動いて喋る新規絵に飢えてるだけかな?笑


以下、自分用の雑感備忘録。
レポというには行ってない人向けじゃないかも。
ちなみに夜の部もライビュで見ました。
昼と夜とゴッチャになってるかも、すんません。。。

私の感想総括ひとこと

四銀校歌の2番で泣いた。

全体の流れ

  1. OPムービー「タイトルコール」
  2. キャストの振り返りトーク
  3. MC鷲崎氏による諸々の宣伝
  4. 書き下ろし朗読劇 シャッフルこぼれ話集
  5. デリコンin幕張(キャストによる即興劇)
  6. 昼のみ写真撮影
  7. 校歌斉唱→銀テープぱぁん

※描き下ろしの映像はなく、朗読劇なども既存絵の切り貼り

OP~トーク感想

  • OPムービーが初っ端からチョロちゃんで私のハートと喉がヤヴァい
  • 「チンコとれた?」「取れねぇよ!取れたとしてもお前に相談しないで病院行くよ!」
  • ↑おんせん松スタンプラリーのネタ思い出してワロタ
  • 兄vs弟よいなぁ。兄代表は長男、弟代表は末弟なのがよいよね
  • トドちゃんがチョロちゃんに言った「童貞につとまるの?」には、お前もだろ!と思わずツッコミ入れたw
  • 十四松がおそ松に言い放った「一番人気、あれね多分ぼく!」最高
  • キャスト登場、長男から旗(のぼり)、ガトリング銃、ティッシュマン、ダイナマイト、野球マン、可愛い日傘
  • OP紹介ムービーのチョイスがまたよい。十四松のおめめキラキラサンタ回とか。ダヨーンやチビ太のぴっぴムービーへの繋げ方もよかった
  • ティッシュマンのティッシュが舞台に散らばる!
  • 「(ティッシュ)使う?」
  • 鈴村氏「今日はシェーが安定しない日」
  • コールアンドレスポンス、昼はトト子で夜はダヨーン
  • ダヨーン飛田氏のブレスの長さがハンパない
  • トークに使うボードはアナログ
  • 「テクノロジー車輪にしか使われてない!」
  • 指し棒で片乳首を隠すな!w
  • 指し棒で視力検査ボケをする飛田さんw
  • 夜の部でも乳首や股間を指し棒で遊ぶ中村さんに「ティッシュ使う?」
  • そして入野さんの「早い!」コメントw
  • ハタ坊役の斎藤桃子さんの無敵っぷり
  • 斎藤さん可愛すぎて喋るたびに会場から歓声が上がる
  • 昼はお気に入りの話、夜は一番ひどかった話
  • 「実松さんチャンネル間違えたと思った人ー!」
  • 小野さん、というか実松さんの中の人w は不満げ
  • 福山さん「でも想像したら笑えるよ、リモコンをこう、ポロッて」
  • 実松さんのエンドカードを再現する福山氏と小野氏
  • 「誰も選ばないから自分で選びますが」とイヤミの逆襲選んだ鈴村氏
  • 上田さんいわく、イヤミの逆襲回は「一番の大御所(古川氏)に一番仕事させてしまった」
  • 斎藤桃子氏による、原子分解される「ジョ~」の実演
  • 國立さんはスクール松が好き
  • 「奢られる前提で飲みに誘ったことある人ー!」
  • サバコラシャケコラホンマグロァ!
  • メインが上手側で喋ってる時にコチョコチョ会話してる中村さん神谷さん福山さんキュート
  • 別現場でも斎藤桃子さんに「金づる坊」と声をかけた小野さんと、元ネタに気付かずキョトンとしちゃった斎藤さん
  • ダヨーン娘ができて嬉しかった遠藤綾さん
  • 神谷さん「あっゴメン全然聞いてなかった」
  • 神谷さんいわく「ダヨーン一族はエスニャンや十四松の恋と同じような“うっかりいい話”」
  • 十四子のビューラー描写で男子視点の女子の見え方を知った國立さん
  • 「今日パンツB面の人ー!」
  • 上田さん「一番最初にしっかり出た回が(ry」その話はダメ!w
  • 昼の部でも夜の部でも12話を推す中村さん
  • みんなが酷い回を聞かれ、こぞって選ぶ最終回
  • 「最終回台本書き直しにならなかったのすごいよね」
  • 音響監督から「手紙15秒で燃えます」と言われスッと受け入れる面々
  • 神谷さん「若手だったら揉めてた」
  • 猫はCV入野自由
  • 一松がサングラス割らせた猫も入野自由
  • 3匹いるときは3回まわしで録音。役をまっとうするプロの意地(?)
  • クリスマスカップルは上田さんと斎藤さん
  • 遠藤綾さん、話を振られて咄嗟に指し棒で返答
  • シェーに再挑戦するも、やはり安定しない鈴村氏と國立氏
  • 鈴村氏國立氏「6つ子が出ないと盛り上がらない」「イヤミチビ太は仕事もしてるのに!」
  • 鈴村さんのことを「このルックスからあの音色が出るとは!」と言い、音色という表現にツッコミ入れられる國立さん(声色と言いたかったの?)(すき!)
  • 國立さん「私はルックスと声そのまんまじゃないですか?」「髪は違いますハゲじゃないです笑」
  • 遠藤綾さん「トト子は嘘をつかない」「こんなにやりやすいキャラはない」
  • 「庶民ってどうしてあんなにブサイクなんだろう」とかにも共感?w

書き下ろし朗読劇感想

  1. 『お好み焼き』おそ松・チョロ松
  2. 『飲み会』デカパン博士・トト子・トド松・一松
  3. 『脱走』カラ松・十四松
  4. 『面接パート2』チョロ松・ハタ坊
  5. 『なぞなぞ』一松・トド松
  6. 『デリバリーコント』カラ松
  7. 『ダヨ~~~ン』ダヨーン・一松・十四松
  8. 『イヤミ・チビ太のオレオレ詐欺』イヤミ・ちび太・おそ松・全員
  • 導入のお好み焼きは本当に「うおお松が帰ってきた!」という感じ
  • 酔い潰れたトト子ちゃんあしらうトドちゃん最高
  • 便利な脱糞(ひどい)
  • 筋肉松の『脱走』は、『十四松とパチンコ』を踏襲した天丼でありながら「馬鹿だから」「ここから逃げ出したい」→脱走(庇護を失って外界に出た)によって蜂の巣、と深読み妄想厨にもおいしい仕様。ケラケラ笑えるだけじゃない松の世界観が一番よく出てて嬉しかった。そもそもどこからの脱走だったんだい?何の罪を犯したんだい?
  • チョロリンというより神谷さんかわいい
  • 110松のなぞなぞは、戸惑っている間の一松の心の声を想像するとニヤける
  • 「十四松みたいに?」「あれはダメ」
  • 上は洪水下は大火事→「拷問」
  • 「おふろ」「あぁ風俗的な?」←なんとなくラのバニボの噛み合わなさを思い出したw
  • カラ松ついにデリコン!!!!
  • でも「本当はクールな浦島太郎」て何w
  • 出目がカラ松・カラ松・カラ松になる演出ワロタ
  • 数字松in釣り堀!!!!一松がついに釣り堀に!!!!!!
  • ダヨーンネタは朗読劇にもかかわらず飛田さん福山さん小野さんの舞台的表現力を前提に書かれてたねw
  • 『イヤミ・チビ太のオレオレ詐欺』ってタイトルだけでもう最高
  • 夜の回、國立さんのミスを拾って昇華する鈴村さん
  • 一番「声が変わったキャラ」を演じるのが上手かったのは神谷さん。声音はチョロ松、口調はチビ太。さすがです
  • 斎藤桃子さんのカラ松のタメ具合
数字松好きとしての感想
  • 数字ちゃんが釣り堀行ってくれて嬉しかったし、彼らの日常が続いているの最高だった。甘々な二次創作じゃない公式の距離感懐かしいw 一松は十四松が怖いけど、でも必要だし安心する。
  • 「明るく」とトド松に言われて十四松の名前出す一松最高

即興劇:デリバリーコントin幕張

ペア・条件・場面・最後の台詞をくじ引きで決める即興劇。

  • 入場時の世界の終りのような表情のキャストたちw
  • 中村さんと小野さんがわたわたするのを本当に楽しそうに見る福山さん
  • 小野さんの椅子の座り方(背を逆にして乗っかる座り方)
  • 中村さん小野さんでやったのに何故か福山さん小野さんでハイタッチ
  • 「うまく中村を使ったな!」
  • 神谷さんを立てるフリしてryな入野さんの末弟様感最高
  • 声帯落とした神谷さん
  • 逃走を何度も試みる神谷さん
  • 中の人でやるのか外の人でやるのかだけハッキリして欲しかった
  • 水陸結婚おめでとう(ありがとう)
  • 今日知ったこと:普通の男性は「男性同士で結婚」と言われたら片方を女にする
  • ↑今まで二次で数字ちゃんの結婚祝いすぎてて忘れてた
  • 発想がかち合う中村さん神谷さん
  • テンパり神谷さんマジチョロ松
  • なんで小道具カブだったの……笑
  • 「(カップ)持って帰ってどうすんの!?ホントにいる!?それイベントでもらったって言っても信じてもらえないよ!?」
  • 櫻井さん、斎藤桃子さんにセクハラ?w
  • 飛田さん入野さん、さすがの舞台人
  • 福山さん小野さんのテンションMAXは掃除をサボる小学生男子
  • そこですかさず女子に回ってツッコミ入れる入野さんw
  • 福山さん小野さん、クジ引くときから何から何までイチャイチャしやがってw
  • 兄松と弟松のテンションの違いが楽しい
  • というか福山さんホントかわいい何なのあの男子
即興劇について好きに適当に語るよ

即興劇の基本ルールには「イエス・アンド」と言って
相手の出してきたものを否定しない、というものがあります。*2
「兄さん」「お前の兄じゃねぇ」というのはルール違反なんですね。
逆に言うと、それを使って相手や自分を設定できる。
いかに直接言わずに見せるかが腕の見せ所で、
咳払いをすることで火山の噴煙を想起させた飛田さん、
お父さんと呼びかけることで関係性を規定し、冒頭の咳払いを噴煙としてだけでなく
病気に結びつけた入野さんは、かなり凄腕のパフォーマーだなと思いました。
途中の展開は強引だったけど(笑)セオリーをしっかり踏まえている。

逆に、昼の部の國立さんが全部口で説明しちゃったのはいわゆる悪手で
それによって福山さんは全部その設定を拾って組み立てる負荷が出てしまったので
なかなか大変そうだなと思いました。
が、國立さんまっすぐすぎて本当に好感しかない。
めちゃめちゃ好きになってしまった。
いかに早い段階で相手の役割を規定するか、というところで
水陸の中の人が初っ端から
お互いを「○○子」と呼ぶことで規定しようとしたの、さすがです。

勝手な印象ではありますが、役者としての見せ方-テクニックが上手い人と
“その人”がやることに価値を持たせるのが上手い人*3
ハッキリわかれてて、すごいなぁと思いました。

飛田さんの「自分が出るこのショーでお客様からいただく時間とお金はしっかり担保する」という役者としての心構えが垣間見えたような気がして、
ああ、本当に生で観れてよかったな、と思いました。格好いい役者さんだった。

(念のため言っておきますと、私は櫻井さんに対しては過去にしたM谷作品剽窃の件があるので、彼への職業人としての評価はちょっと色眼鏡かけて見てるとこあります)
(その一件と、その人の作品・演技がいいのはまた別の話)

小野さんに対して思ったこと

十四松の中の人、本当に不思議な人だ……。
演じているのかいないのかわからない。けど「素」でもなさそうなのはわかる。
捕らえどころのない……本当に十四松みたいだった。
私たちが見たい「十四松の中の人」を提供してくれているのではないかと思うほど。
小野大輔”ではなく“十四松の中の人”を演じていたというか。
(ちなみに私は中の人がメインのラジオやインタビューはほぼノータッチです)
(松特集の中のインタビュとかだけ読んでドラ松のトークは聞いたかな、ぐらい)

その他雑感とED

  • 昼の部ラストの写真撮影で入れてもらえず拗ね続けるMCの鷲崎氏
  • キャラの名前の方を叫んでいいのかわからなかったから叫びそびれたシーン多数
  • 持ってってよかったサイリウム(キンブレ欲しくなった)
  • 中村氏の人気の理由、生で見て納得
  • 中村さん福山さんは写真うつり悪いの?ってくらい生だと印象違った
  • 入野さんファンの歓声すごい
  • EDのみんなで歌いましょうで、言い方から予測はしたけどそれでも校歌斉唱はワロタw
  • 夜の回だけ起立ズルい!私も立ちたかった!!
  • パイスラ乳袋
  • まさか響きがエロいからってだけで幕張が会場になったの!?
  • パイスラ乳袋
  • いつか第二期 やりたいな

*1:ツイッタでつぶやいたことを整理するだけです

*2:あくまでひとつの流派というか考え方で行われる場所や見せ方によって色々あるので、ひとつの考え方として捉えていただければ

*3:=タレントとしての見せ方が上手い人

6つ子の腕組み研究(仮)

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腕組みしてドーン!という絵が描きたくて
「あれ?そういえばどっちの腕が上?」
「もしかしてキャラによって違う?」
と30分くらい調べたまとめ。

チョロ松・一松がそれぞれ2パターン出てるので
公式に設定があるわけではなさそうですね。
(普通どちらが上かって癖でだいたい決まってて変わらないものだし)
アニメーターさんの裁量なのかな?

時間が出来たらね、総ざらいして調べてみるのもいいかもしれませんね。
こういうのって調べるなら全部調べないと意味ないし。


ちなみにさっとググったらこんな記事が出てきました。
ほへー。カラ松さんは(とりあえず見つけた分は)ぜんぶ右が上ですね。

右腕が上になる人は、「わが道」を行くタイプ。自分なりのポリシーを維持したい人で、思考が深く、表現するときは要点をしっかりついています。分析的で理論派。

【成功者の心得】腕組みで上になるのは右?左? 表れるコミュニケーションの仕方 - 経済・マネー - ZAKZAK

左腕が上になる人は、概してソフトな人当たりでコミュニケーション能力が高く、相手とのキャッチボールでリズミカルに会話を進めます。「共感」欲求が強く、その場の空気を大切にする情緒派です。

【成功者の心得】腕組みで上になるのは右?左? 表れるコミュニケーションの仕方 - 経済・マネー - ZAKZAK

誰かの記憶の夏祭りと「おそ松くん音頭」

思いつきで、こんなアンケートをしてみました。

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アンケート期間:1日間(土曜夕方~日曜夕方)
回答数:175票
質問者*1ジャンル:おそ松さん
質問者フォロワー層:20代前半~30代中心*2
拡散数:20RT

リプにこんなおまけも。
(こちらは回答数が半分以下なので参考程度に)

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意外と最近はアニメの音頭とか踊らないんですかね。
そもそも自治体の夏祭りとかが減ってきてるのかな?

私(90年代育ち関東圏)は
アラレちゃん音頭・ドラえもん音頭
オバQ音頭・ポケモン音頭は記憶にあります。

おそ松くん音頭は記憶になくて
なんならスペ松で初めて触れたレベルだったんですよねぇ。
nico.ms
ちなみに私はアンギャウラベ派です。

アラレちゃん音頭と同数ぐらいの結果になったのが
不思議なような、なぜだかちょっと嬉しいような
やっぱり一時代を築いたアニメだったんだなぁという気持ちになりました。

他にはリプでアンパンマン音頭などもいただきました。

誰かの夏祭りの記憶を呼び起こす
あの「デーデデーデ デーデデーデ♪」が
いま2016年にアンギャオンギャと戦争になっている*2のは
なんだか素敵だなぁと、思うのでした。

おまけ。すごい方がいた。

*1:私のことですね

*2:外国語版の空耳でわいわい盛り上がってる界隈があるのです

おそ松さん関連 メディア情報自分用まとめ【更新あきらめました】

ウェブ上の記事

おそ松さん』はTVアニメ復活の“のろし”となるか?

zasshi.news.yahoo.co.jp
【魚拓】『おそ松さん』はTVアニメ復活の“のろし”となるか? 社会現象となった理由を徹底解剖 (リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

やっときちんとした評論に出会えた気がする。「刺してくる」ってのを「批判性」と言えばよかったのだな。あと個性を必要としない社会について。今まで「松ブーム以降女性向け日常系が増える」みたいな記事とか読んで「違うんだよ!ころされたいんだよ!!」って叫んでたのが、上手く言葉になっている感じ。やっぱプロの人が書く文は違うね。

おそ松さん』ワールドがつくる、昭和90年の音楽シーンとは | アニメイトTV

www.animate.tv
全力バタンキューの作詞作曲者平成生まれってマジかよ……。あとはコナミにぴっぴの依頼が行った経緯など。こんなにしっかりしたインタビュー無料でよめるのね。

編集が生んだ「おそ松さん」の笑い 藤田陽一監督+編集・坂本久美子 座談会

animeanime.jp
「間」の作り方、絵を動かす人のはなし。

雑誌

買った雑誌に何が書いてあったかのメモを残すとこにする。
内容と情報について。あとで書く。

クイック・ジャパン124

クイック・ジャパン124

anan (アンアン) 2016/05/18号

anan (アンアン) 2016/05/18号

おそ松くん・おそ松さん「チョロ松」の名前の由来と赤塚先生の想い

松ロスに陥る間もなく
怒涛のコラボやら特集やら、という感じですね。
なごみノベライズが話題のダ・ヴィンチからの話題です。

なごみノベライズについては、なごみ研究部に任せるとして
私は『六つ子なだけに六つのトリビア』コラムで気になった
「六つ子の命名は超テキトー!?」という記事について
反論というか……再検証させていただきたいと思います。

長男の「おそ松」は食事の後の「お粗末さまでした」が由来と推測される。二男の「カラ松」は「カラマツ」という針葉樹(公認HPによると「空っぽ」説もあり)、四男の「一松」は「市松模様」、五男の「十四松」は鳥のジュウシマツからの命名だろうか。六つ子全員がダジャレの命名だと思われがちだが、三男の「チョロ松」と末っ子の「トド松」についてはすぐに言葉が浮かばない。公認HPによると、チョロ松は「チョロチョロすばしっこいのが特徴」とあり、トド松は「トドのつまりの末っ子」とある。さすが赤塚先生、超テキトーである。

ダ・ヴィンチ 2016年5月号 36ページ

六つ子の命名はすべてダジャレだと思っていた私は
これを読んで頭にハテナマークがポポポンと浮かびました。

まず違和感を覚えたのは
「あれ?トドマツも木の名前だよね?」ということ。

トドマツ(Abies sachalinensis)は、マツ科モミ属の樹木である。
マツと付くものの、いわゆるマツ(松、英語:pine)が属するマツ属 (Pinus)ではなく、モミ属 (Abies) に分類される。
北海道のほぼ全土と千島列島南部、サハリン、カムチャツカ半島針広混交林から亜寒帯林にかけて分布する。

トドマツ - Wikipedia

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そうです。やっぱりトドマツという木がありました。
というかそもそもそこから派生して
「材木松」なんて呼称もファンの間で生まれてるのに……。

カラ松がカラマツの木と「空っぽ」をふたつかけたダジャレなように
トド松もトドマツの木と「トドのつまり」をかけた名前とみるのが妥当でしょう。

この時点で、記事の「赤塚先生はテキトーに名づけをした」という
結論が崩れています。

そこで気になるのが三男チョロ松。
ここまできたら全部ダジャレで(というか元々あった日本語から)
つけているのが妥当でしょうし
私もそう思っていたので、改めて調べてみました。

まずは松野チョロ松以外で出てくるのがwikipediaの「チョロ松」の項ですが

チョロ松(チョロまつ)は、猿まわしを演じるニホンザルの名前。
初代チョロ松(1977年-2007年1月14日)。 <中略> 1987年にソニーウォークマンのテレビCMに出演し、「音楽を聴きながら瞑想するサル」として話題になった。

チョロ松 - Wikipedia

こちらは初代が1977年で、おそ松くん連載開始が1962年なので候補としては除外。

次に見つけたのが、こちらの知恵袋。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

こちらの回答で

○○松という名前は昔商家の丁稚奉公に上がると、本名の一字に「松」や「吉」を付けた名前で呼ばれたのです。そして仕事で失敗などすると「○○松」が「ちょろ松」などと言って叱られたわけです。

<中略>
「おそまつ君」は関係ないでしょう。おそまつ君が連載されたのは昭和30年代後半です。私ら戦後生まれのものはそれ以前の30年頃には「ちょろ松」と言って、人を馬鹿にする時に使っていましたから・・・

ちょろちょろする子供を「ちょろまつ」と言いま... - 日本語 | Yahoo!知恵袋

というものがありました。ソースとしては心もとないですが
これで方言や俗語として「ちょろ松」という言い回しがある可能性が高まりました。

さらに調べていたところ宇和島方言入門というサイトにさらに記述を発見。

接尾語で、人を侮蔑、あるいは馬鹿にしていいう言葉。良い表現ではないが
~さく、~まつ、~たれ、~たん、~さく。
例・ぼけさく。ちょろまつ。ばかたれ。あほたん。いやみさく。

宇和島方言入門

ソースは宇和島弁についての記述ですが
(リンク元に引用出典が明記されているようです)
もう少し広域で、古くから使われている言葉のような印象を受けました。

また、Twitterでもフォロワーのkmkさんから情報をいただきました。




ちなみに赤塚不二夫満州引き上げ後に
奈良の大和郡山に3年間住んでいたとのこと。*1

私は方言の体系についても赤塚研究についても
ほとんど未タッチで知識がない状態ですが
それでも、やはり元々あった日本語から取ったという説が
有力に思えます。

kmkさんのツイートから引用をもう少し。


「おそ松」という名前もそうですが、決してプラスの言葉ではないけれども
愛嬌のある優しさと柔らかさを感じる名前ですよね。
チビだからチビ太、嫌味だからイヤミ、ちょろまつなチョロ松。
こう並べてみると、この言葉が由来と考えた方がしっくりきます。

もちろん、赤塚不二夫公認サイトの表記は、ダ・ヴィンチで引用している通り。
本当にこの言葉が由来かはわかりません。

ただね、カラ松でカラマツを引っ張ってくるならば
「とどまつ」「ちょろまつ」という言葉についても
もう少し調べるべきだと思うのですよ。*2

以上、トド松とチョロ松の名前の由来と思われる言葉についてでした。

「ちょろまつ」について、まだ情報ありましたら
コメント欄やTwitterの@9ga80_klpまで情報くださいませ。
個人的に気になるので知りたいだけですが。笑

【4/8 4:30追記】
シェー!!の自叙伝―ぼくとおそ松くん (1966年)にて
6つ子の名付け方について赤塚不二夫本人の文で語られているとの情報。
(というか以前RTかなんかで回ってて見かけたことあったわ)
ちょっと後日図書館などで調べて付記します。

(2016/8/27 記事タイトルを『チョロ松はテキトーにつけた名前なんかじゃないだろう』から変更)

*1:wikiの自叙伝引用より

*2:大寺明さんという方がライターのようですが

満足だ、おそ松さん!!!

【おそ松さん25話(最終回)感想】
【考察ではなくただの感想です】

いやぁ、終わってしまいましたね。
おセンチにならないで笑い飛ばせてよかったな。
この作品が23話かけて描いてきたものの結末のひとつは
やっぱり24話で示されたもので
でも、そんなことはさて置いておいて
最後はハチャメチャ笑って終われてよかった。
また前回みたいに途中で実況できなくなるかと思ったら
ずっとツッコミ入れずにはいられない状況だったしw

むしろ25話はある種のエピローグOVA的な
そんな風に捉えてもいいのかなとすら思ったよ。
彼らの成長や決断も、きちんと受け止めたいという意味でね。

でも関係性の変化とか
(カラ松の夢に一松だけ同調したのはホント笑ったw)
視聴者サービス的な過去キャラクターの描写とか
確かに積み重ねた時間は、あったんだなって。

それにしても「手紙の発火」という違和感だけで
一気にシリアスからギャグに引き戻す手法はすごい。
まぁ、手紙燃えたらギャグだもんな。
逆に言うと、それを引き立てるために
24話は地続きの人間世界でしかなかったと。
(この辺の考えはあとでまたゆっくりまとめたいな)

もちろん、ギャグとして最高に笑わせてもらったけど
「感傷に浸るのはやめよう」とか
「すぐ逃げんな!」「まだ行ける!」とか
引っかかる(響く)言葉もあったりして。
何がなんの比喩かなんてそんなの考えてる余裕なかったけどね!
ただただ事象が面白くて笑ってたよ。

十四松の彼女ちゃんが出てきたのは嬉しかったな。
ファンサービスだなってのは明らかだったし
物語はなかったけど、それでも。

なんか、最高にナンセンスに終わってくれてよかった。
やっぱり松に笑わせてほしかったんだな。
シリアスはpixivに任せた!笑

もちろん、24話の物語を公式がやったことは
とても大きな意味があることだけど。

書き下ろしEDは……ズルいね。
カーテンコールだった。
幕が下りてから、またみんながワイワイ出てきて。
楽しい作品だったね。みんな楽しかった。

松代が第一声なのもよかった。
松代。みんな大好き我らがマミー。

兄さん、やっぱり「おそ松さん面白かったよな?」って
それが気になるんだね。面白かったよ。
タイトルロール*1おつかれさま。

イッチが自分の口で「寂しいかも」と言ってくれてうれしいよ。
そしてきちんとお礼が言えるトドちゃん、可愛い末弟。

「おそ松さんは永遠に不滅でーす!」
以降の台詞を、私が残したいので書き残し
おそ松「いつかまた会いに来ても、いいよな?」
カラ松「俺たちの永遠に乾杯…セラヴィ!」
チョロ松「絶対にまた会いましょうね、本当だよ!」
一松「俺も……また会いたい」
十四松「また遊ぼうよ!バイバーイ!」
トド松「寂しくなっちゃうな…またね!」

次回作を示唆……ということよりなにより
27年ぶりにまた世に出てきて暴れまわった君たちが
私たちとの出会いを楽しんで、喜んでくれた。
そのことが何よりうれしかったよ。

作り手が本気で楽しんでそれがうまく噛み合うと
こんなに人の心ゆさぶるものができる。
おそ松さんに教えてもらったことかな。

「これでいいのだ」とは言わなかった、2015年のおそ松たち。
おつかれさま、ありがとう!
君たちの生活がまだまだ想像できる結末でよかった!

またね!

*1:タイトルロール:作品名を背負う配役